さいきんは会社から早くまっすぐ家に帰ったり
週末も1人でおうちで過ごすことが増えた。

ひとりになることがどんどん楽になった。
人と会いたくないとかネガティヴな方向ではなくて、
ひとりで自由にやりたいことをしている時の楽しさがふくらんできた。

そうすることで、人とすごすのも前よりもっと楽しくなった。

ポジティブなひきこもり。(たぶん)


前は、やることが特になくても引きこもることが(意外と?)苦手で
予定がないと怖くてとにかく家から出たりしていた。

たくさん本を読んだり映画をみたりして時間が過ぎるのをまってた。

たぶん、自分といっしょにいるのが怖かったんだ。

自分から好きなことやりたいことをどんどんとりあげて、
好きなことの中でも、特に人に理解してもらえそうなこと、ちゃんとして見えることだけやって、
あなたはもう大人なんだから
安全に生きて、信頼されるように、
こういう服を着て、こういう勉強をして、こんな資格とって、こういう本を読んで、ちゃんと貯金して、こういう人に思われるように、ちゃんと、ちゃんと、
自分は要領が悪いんだから、、、

そんなふうに、自分のためって言いながらしらずしらずに自分のことを虐待していて、
自分に恨まれているのがなんとなくわかっていて、
だから自分と2人っきり、というか1人っきりになれなかったのだと。





ずっと育ててみたかったのに、
どうせ枯らせちゃうからって買えないでいた鉢植えをやっと買った。
ミニバラを買って、どうせ水をあげるなら一つでも二つでも変わらないし、他にも育ててみたいなって思ったら、
その2日後に、会社でたまたま朝顔をもらえる機会があって、
なんだか魔法みたいな気持ちで朝顔を抱えて帰った。


小さい頃から好きだったのに
なんだか恥ずかしくて自信がなくて
でもやっぱり好きだったイラストを習い始めた。
そんなことは周りに言ってなかったのに、その2か月後に会社の小さなリーフレットにイラストを載せてもらえることになった。

すごく不思議で、
ぜんぶが許されているような気がした。


近所の仲良しの
のんびり屋のノラ猫(五郎丸と呼んでいる)がお腹をだして寝転がってたから
撫でていたら、
突然起き上がって、見たことのない速さで
遠くにいた雀を、スライディングして狩った。(ズザザザーッ!)
五郎丸は鳥をくわえながらこっちをじっと見た。

猫が獲物を仕留める瞬間を見るのは人生で2度目くらいで、すごくびっくりしてドキドキして、

そんな心配しなくてもあんたも十分やっていけるよ。食べていけるよ。

そんなふうに言われた気がした。


今と同じ未来を安全に歩くためにお金を貯めるんじゃなくて、
死なないために生きるんじゃなくて
今生きるために生きていいんだ
お金を使ってもいいんだなって
やっとわかった。


買い物が大好きだったのに
可愛い服も雑貨も大好きだったのに、
雑貨屋さんになりたいって言ってたくらいなのに、

受験頑張って大学行って留学までして雑貨屋さんとかなんなのそれって笑われて、

東大に行って欲しかったって言われて、

いつも無駄づかいしてって怒られてて、
いつのまにか自分の好きなことを悪いことだと思いこんでて、

くだらない、意味ないなんて自分でも思うようになって、
いろんなことをバカみたいって思った。

そんなくだらないもの好きなの?ってバカにされないように、
好きだったものたちを自分からバカにするようになった。



安くて無難で長く使えるものをって
そういうふうにばっか買うようになってて、
疲れちゃうからさっさと買い物済まそうって。
私もう若くないしどれ買っても同じだしって。(20代前半から。アホかお前)

私、ほんとはUNIQLOも無印もそんなには好きじゃなかったんだって気がついた。



留学したときに、
きみの頭の中にはメリーゴーランドが回ってるみたいだねって
英語でどんなふうに言われたのか覚えてないけど、言われて、
なんか嬉しかったんだ。

もう、そんなでいいんだ。

言い訳してたのも
縛ってたのも
押さえつけてたのも
決めつけてたのも
全部自分で

ほんとは最初から自由だったんだ。

自分のやることの
正しさとか必然性を
いちいち人にわかってもらえなくていいし、
言いたくなかったら、わかってもらえなそうだったら口をつぐめばいいんだ。


まわりの人や環境に不満でいっぱいになってしまうのは、
自分が変なガマンをして、おかしなルールの中で生きてたからで、
好きに生きていたらまわりのことはそんなには気にならないもんなんだ。


いろいろのきっかけをくれたのはこの本。




ずっとやりたかったことを、やりなさい。

私ってすごく素直。笑


アメリカで映画監督などをしている人が書いた本。

本の中で毎週課題がでて、
毎朝とにかく思ったことをノートに3ページ書くモーニングノートとか、
あと5回の人生を生きられるとしたらなにをしたいか書くとか、
1週間文字をなるべく読まないとか、
雑誌を10冊用意して好きなものを20分以内に切り抜いてスクラップを作ってみようとか、そんなもの。


そんなこと、って始めは思ったけど、
いつのまにか自分の人生から抜け落ちていたのは
そんなことたちの集まりで、
私の一部分はずっと子どものままだった。


大丈夫だ。
なんだかこんなことを繰り返している気がするけれど、

自分の感情と好きがわかってれば
きっと大丈夫。


ずっと、前に進みたかったけど、
前がどっちだか、今はわかる。
忘れないように、戻ってこれるように書いておく。