おおかみこどもの雨と雪を金曜ロードショーで観た。


映画館で観て以来だ。

あの時は号泣したんだけどな。


あまりにも思い出がくっつき過ぎていて、

映画を観ていても

ただただいろいろを思い出すだけだった。


まだ感情に蓋がついてるみたいで、

あんまり気持ちが動かずに、ただストーリーを追っていた。


しかも今、

絶賛遅れてきた反抗期中のため、

あいにく親子の絆のお話を純粋に感動できる気持ちを持ち合わせておらず、

ただ、ただ、私どう思いたいのかなと、何を感じてるのかな、と

ぼんやり、映像やっぱり綺麗だなーと観ていた。


観終わって、

考えみたいなものが浮かばないので、

とりあえず描けないなりに絵を描いているうちに

、なんとなく感情が降りてきた。




それは、一瞬存在した時間。


写真のように止まった絵として見れば、

花は一生、若いお母さんに見えて、

雪と雨は一生子どもをやっているように見えるけど。


それは幻想。

本当は一瞬で、

全部変わるし、消えるもの。

止まっているものはなにもない。




この絵柄みたいに、

この2人がすぽりと胸に収められることはもう2度とないんだなって

描いていて、思ったのだ。



それはやっぱり寂しくて切なくて、

でもそれが健全で、

大切なことだったりする。

 



大人になること。

どうあるのか、

どこで生きるのか、

自分で決めること。 



親の思惑と関係なしに、

子どもはいつのまにか、「自分」を選ぶ。

選ぶ力を持っている。



その上に課せられる自由も不自由も苦も楽も、

自分の責任で受け止めること。


おおかみになっても、

人間になっても、

まちがいじゃないから。



ずっとみんな一緒、が、

幸せとは限らない。




泣いてもいいから、

笑えるといいね。





それぞれがどこかで元気に生きてる限り、

かつてあった時間もまた、忘れられながら、思い出されながら、ひっそりと息をしつづける。